家族コロナ03




先日のブログの最後の一節が「今のところ無症状な自分が幸福な間抜けに思えて笑える」だったのだが、しっかりと自分も感染した。

18日、朝起きると妹からLINEがあり、母親がコロナに感染したことを告げられた。基礎疾患のある人だから重症化する可能性が高く、心配になった。落ち着きなく過ごしていると、昼前に突如、強烈な悪寒に襲われた。そこから頭痛と腰痛。本当に突然のことだった。それから夜の11時くらいまで、記憶はあるのだが時系列がバラバラである。ずっと昔に異国で体験したバッドトリップを思い出した。ひたすら毛布をかぶり、寝ると起きるを繰り返す。熱は37度台から上がることはなく、通常であれば微熱の状態で酷い頭痛と悪寒に翻弄された。とはいえ、家族が感染した様子を見ていたお陰で「2日経てば治る」という現実が希望だった。

19日、二日目の今日、昨夜の11時に”目が覚めて”以降、腰痛はあるもとの毛布を必要とするほどの悪寒はなく、倦怠感に包まれながらこれを書けるほどの気力はある。今日一日、名残りコロナとダンスすれば明日には快調になるはずなのだ。

昨日はまったく腹が減らなかった、未だにそうだ。24時間以上何も食べてないのだが、食べたいという気にならない。昨日は意識が朦朧とする中で、何とか正気を保とうとyoutubeを観たりしたのだが、普段まったく興味のないアメリカのオーディション番組などをなぜか鑑賞したりして、おどおどした様子の17歳の女の子が演奏が始まった途端に別人のように歌いだし、会場がスタンディングオベーションで喝采をおくる様子を見て泣いた。嗚呼、弱っている。

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