雪のひ

降る降るとは聞いていたものの、だいぶ降った。さすが郡山と言いたくなった。郡山は、鹿児島における氷山の感覚、あながち間違っちゃいないよ。三吾が生まれた年に降った大雪以来の風景だった。あの時は、”大正以来88年ぶり”という、天気予報で聞いたフレーズを今も覚えている。3日ほど交通機関が麻痺して、たまたま福岡から帰ってきていた妹がなぜか我が家で足止めをくらい、一緒に生活をした。とても懐かしく感じる。

「木や葉っぱに積もった雪が朝の光に照らされていっせいに溶け始めた。晴れているのに雨降りみたいな音が山中から聴こえてくる。面白いな、コレの名前(この状況)なんていうんだろう。鹿児島育ちには珍しい雪の日だから、今まで考えたことがなかった。-threadsより-」


明後日、恒例の「旅の途中」を終えたら、翌日日曜の午前には新幹線に乗り北を目指す。最終目的地は山形県の雪山である。その後、約1週間の旅を終えた後、沖縄の北に位置する”鹿児島県”沖永良部で去年から続くプロジェクトのクライマックスが始まる。





今年も初めから、去年の充実感が続いている。
この調子で、生きる限り気合いれて目の前の景色に集中したい。
相変わらず、生活は楽にゃならんが、人生は愉快だ。
知らなかった場所で、そこで暮らす誰かと出会い、共感して、学ぶ。
その風景を忘れないために、
僕は写真や映像や言葉でそれらを記すのである。どこでもいいよ、
まだ見ぬ景色と、人と、温泉に会いたい。

たまにはサボるが、期待には応える。

”しっかりする”の意味が、この頃、やっとわかってきたわ。

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